自施設では現在,系統的肝切除や大血管に接した部分切除においてはCUSA(Cavitron Ultrasonic Surgical Aspirator)を用い,その他の部分切除ではマイクロ波疑固装置を用いて肝離断を行っている.これらの方法が従来の手割り法と比較し安全性の点で有利か否かを検討した結果,術中出血量が少なく手術時間・肝離断時虚血時間も短いなど安全性の高いことが確認された。

マイクロ波; 肝切除; 肝臓疾患(外科的療法); 機器と資材用品; 外科用器具; 術後合併症; 超音波療法; 電気凝固; 失血-外科; 超音波メス