第30回Microwave Surgery研究会 開催にあたってのご挨拶
このたびの、東日本大震災において、被災された皆様とそのご家族、ご関係者の皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
  さて、この度、第30回Microwave Surgery研究会を平成23年10月7日(金)、8日(土)の2日間、マリオス(盛岡地域交流センター)にて開催させて頂く運びとなりました。
  本研究会は、マイクロ波などの局所凝固機器を用いた多様な癌腫に対する治療をはじめ手術手技、成績、新しい手術機器など広く演題を募集し、これに対して活発な討論を行う研究会であります。
  今回は肝細胞癌に対する治療に関するシンポジウムを外科手術(開腹、腹腔鏡)、マイクロ波凝固、ラジオ波焼灼、動脈塞栓など外科、内科、放射線科から各治療法のエキスパートをお招きして開催する予定となっており、今後の肝細胞癌治療に大きく貢献する内容と考えております。
  また、エネルギーデバイスの発展に伴って昨今の癌治療も変革しており、特別講演とシンポジウムでその理解を深めたいとも考えております。
  ご多忙の中、誠に恐縮ではございますが、多数の演題のご応募と、皆様のご参加をお願い申し上げます。
  又、この研究会が盛岡の震災と経済復興の一助となりますよう暖かい御高配を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
   
      平成23年7月吉日
       
 
  第30回Microwave Surgery研究会  
  会長 若林 剛